- 遺品整理の悪徳業者は「激安・即日・無料」の過剰な宣伝を使うケースが多い
- チェックすべき3つの許可証:古物商許可・一般廃棄物収集運搬許可・遺品整理士認定
- 被害を防ぐために複数業者の相見積もりが最も効果的
「遺品整理業者に高額請求された」「不用品を勝手に転売されたようだ」——こうした遺品整理の悪徳業者トラブルは広島でも発生しています。大切な遺品を守るため、悪徳業者の見分け方と対策を解説します。
遺品整理は遺族が精神的・時間的に追い詰められた状況で依頼するケースが多く、悪徳業者に狙われやすい側面があります。依頼前に必ず確認すべきポイントを押さえておきましょう。
遺品整理 悪徳業者の手口5パターン
①見積もり後の大幅な追加請求
「見積もりは安かったのに、作業後に何倍もの請求書が届いた」というケースです。「作業中に追加のゴミが出た」「搬出が困難だった」などの理由をつけて、当初見積もりの2〜5倍を請求してきます。
対策:必ず見積書を書面でもらい「追加費用なしの総額固定」を確認してから依頼する。口頭の約束は記録に残らないため注意。
②無許可での廃棄物回収→不法投棄
「格安で引き取ります」と宣伝しながら、実際には山林・空き地・河川などに不法投棄するケースです。廃棄物の処理料を支払うのに本来かかるコストを省いているため格安に見えます。後で不法投棄が発覚すると、依頼した側も責任を問われる場合があります。
対策:一般廃棄物収集運搬許可(市区町村発行)または産業廃棄物収集運搬許可(都道府県発行)の保有を確認する。
③遺品の無断転売・横領
「査定額ゼロ」と言いながら価値ある遺品(骨董品・ブランド品・貴金属)を持ち去り、転売するケースです。遺族が現場に立ち会わないまま依頼するとリスクが高まります。
対策:古物商許可を持つ業者を選ぶ。作業中は家族の誰かが立ち会う。査定不要でも価値のありそうなものは事前に別室に避けておく。
④強引な勧誘・契約の即断を迫る
「今日中に決めないとこの価格では対応できない」「他に問い合わせると料金が上がる」などのプレッシャーをかけてくるケースです。
対策:即断を迫る業者は避ける。複数業者に相見積もりを取る時間的余裕を持つ。
⑤前払い要求→連絡途絶
作業前に全額前払いを要求し、当日来なかったり作業を途中で放棄するケースです。
対策:前払い全額を求める業者は要注意。「作業完了後払い」または「着手金のみ」の業者を選ぶ。
![]()
信頼できる遺品整理業者を見分ける3つの許可証チェック
①古物商許可(広島県公安委員会)
遺品の買取・転売を行うには古物商許可が必要です。「買取もします」と宣伝している業者で許可証がない場合は違法業者の可能性があります。許可番号をWEBサイトや見積書で確認してください。
②一般廃棄物収集運搬許可(市区町村発行)
家庭から出る廃棄物(一般廃棄物)を収集・運搬するには、各市区町村が発行する許可が必要です。広島市内であれば広島市、廿日市市であれば廿日市市の許可が必要です。
大手業者の多くは、自社では許可を持たずに許可業者と提携する方式を取っています。提携先の許可番号も確認できると安心です。
③遺品整理士認定(一般社団法人遺品整理士認定協会)
遺品整理士は法的な必須資格ではありませんが、取得には講習・試験・倫理規定遵守が求められます。在籍確認は業者WEBサイトや電話問い合わせで可能です。
悪徳業者に遭った場合の相談先
- 消費生活センター(広島県):0570-031-188(相談専用)
- 国民生活センター:188(消費者ホットライン)
- 広島県警察:#9110(警察安全相談)
- 公正取引委員会:景表法違反が疑われる場合
よくある質問(FAQ)
Q. チラシや看板で「遺品整理 無料」と宣伝している業者は信頼できますか?
A. 「完全無料」は原則ありえません。買取額で費用を相殺した結果「実質無料」になるケースはありますが、最初から「無料」を強調する業者は追加請求トラブルのリスクがあります。必ず見積書を書面でもらってください。
Q. ネットの口コミだけで業者を選んでも大丈夫ですか?
A. 口コミは参考程度にとどめ、必ず許可証の確認と相見積もりを行ってください。サクラ・ステルスマーケティングによる偽口コミも存在します。
Q. 作業中に立ち会えない場合はどうすればいいですか?
A. 信頼できる親族や知人に代わりに立ち会ってもらうか、作業前後の写真・動画記録を業者に依頼してください。貴重品・重要書類は必ず事前に自分で確保しておきましょう。
まとめ:悪徳業者を避けるチェックリスト
- ✅ 古物商許可証の番号を確認した
- ✅ 一般廃棄物収集運搬許可を確認した
- ✅ 見積書を書面でもらった(総額固定確認)
- ✅ 即断・前払い全額要求の業者は避けた
- ✅ 複数業者に相見積もりを取った
- ✅ 作業中は立ち会い(または記録を依頼)した
🛡️ 許可証あり・信頼できる業者に依頼する
![]()
広島の遺品整理関連記事
最終更新:2026年7月13日|運営:広島生活サービスメディア部


コメント